2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧
昨日、整理整頓は時間の使い方によい影響をもたらし、自分で緻密な計画を立てるようになりますということをお話しました。ところが、整理整頓ができていないと、子供は無計画な行動が得意になります。無計画が自然な生活になっています。環境が子供に影響す…
新中1生は「部活」とのつきあい方がとても重要です。「部活」がはじまった途端に成績が下降し始めるということがとても多くあります。帰宅すると疲れ切っていて、今日は勉強はしない、もしくは宿題だけということになりかねないからです。今週は、「ぐちゃ…
取捨選択(しゅしゃせんたく)とは、国語辞典で調べてみると、悪いもの、不必要なものを捨てて、よいもの、必要なものを選び取ることと書いてあります。つまりよいものを選び出し、捨てるべきものは捨てるということです。昨日、「ぐちゃぐちゃ」の話をしま…
子供たちのカバンの中を見る機会があったら、ぜひじっくりと観察してください。カバンの中にプリントが無造作にごちゃごちゃの状態で入っていた場合は、危険信号だと思って下さい。教室でも毎週、私が授業の冒頭で話すプリントを配布していますが、さっそく…
時間を守るということを子供の頃に体に染みこませることはとてつもなく大事なことです。大人になり、仕事をするようになっても、時間にルーズな若者がいます。最近は結構多い傾向があると感じています。時間を守れないというのは、もったいことです。時間を…
いつも遅刻をしてくる子供がいます。保護者の皆さんには予告しておきますが、4月から遅刻が度重なり出した場合は、本人にとっては面倒になる対応をさせていただきます。遅刻してきた理由は確認しますので、正当な理由であれば問題ありませんが、そうでない…
2週間と少しで1学期が始まります。中学生は全員、主要教科はオール4以上を目標にして行動をするように進めていきます。高校生は全員4.3を目標にします。小学生は3段階でほぼ全てがよくできるを目標にします。こういう話をすると、うちの子は不可能だ…
新しく教室に通ってくることになったご家庭が現在、毎週、増えています。入ったばかりのご家庭にお伝えするのが難しいのが、保護者の皆さんへの私の考え方を知っていただくことです。昨年の秋、今年の春と2回、保護者の方のみのセミナーを実施してきていま…
レッスンの冒頭で毎週、何かしらの話をしていますが、今週は「1年の計は春にあり」という話をしています。「1年の計は元旦にあり」というのが日本では一般的ですが、学校が4月スタートということもあり、教室では全員「1年の計は春にあり」を合い言葉に…
今週のレッスン冒頭での私からの話では、今春の入試問題をふたつ紹介しています。 ひとつだけ問題を紹介します。 ---------------------通常、「反対」の対義語は「賛成」であるにもかかわらず、沖縄での辺野古新基地建設について議論する際には、選挙などで…
教室ではあまりにもマイナスな言葉を使っている場面に遭遇した場合は、注意をしています。やりたくない疲れただって・・・これらは例ですが、マイナスの言葉を使う子供はいつも一緒です。いつも同じ子供が使っているということはクセになっているということ…
勉強したくなる環境の筆頭は、勉強している行動、姿勢を見つけたら、ほめるという環境です。単にほめるのではなく、徹底的にほめるのがポイントです。心の底から、一生懸命に、徹底的にほめてください。でも効果がでるまでな個人差が激しいものです。1か月…
今だからはっきりと言えますが、我が家の子供たちが中学生の時に伸び悩んだり、学ぶことに反発するきっかけを作ったのは、親である私自身です。きっかけはひとつの言葉が始まりでした。その言葉とは、「勉強しなさい」です。部活が激しくなり、家に帰ってく…
新型コロナウイルス感染症に対する感染対策としてのマスク着用は3月13日からは「個人の判断」に委ねられました。 「個人の判断」というのは、ものすごく難しいことです。特に子供にとっての難しさはものすごいレベルです。個人が自らの責任で行動することが…
教室のレッスンで集中できていないなと思う子供が一定人数います。毎年なくなりませんが、原因の大きな部分をしめるのが生活リズムの乱れという傾向が見られます。教室に通うということも、本音で言うと、油断すると生活リズムの乱れにつながります。特に9…
教室に到着すると、私が真っ先にすることのひとつにレッスン席の机上のお掃除があります。消しゴムのカスが残っているままになっている場合、確認するといつも同じ子供が座っている席です。後片付けができない子供です。不思議なもので、こういう子供は学校…
整理整頓の力は学力の土台です。毎週、プリントを配って様々な話をレッスンの冒頭にしていますが、ていねいにしまう派、くしゃくしゃにしてしまう派に大きく別れます。教室のトイレから出てくるとき、きちんとドアを閉めずに、出るなり後ろ向きにドアをぽん…
本来、小学校、中学校での勉強の範囲であれば、勉強はそんなに難しい内容ではないということは事実です。生まれつきの普通の能力があり、授業中に先生の話をきちんと理解しながら聞き、考えるという行動が素直にできていれば、家庭で勉強、勉強と強く言わな…
来月から新しい学年になります。新しい学年での1年間は、今までの取り組みに加えて、これまでとはかなり違った取り組みを追加で教室ではおこないます。1学期はかなり様々な試みをしていきますが、その中でもご家庭の教育観について真剣に考えていただくこ…
保護者セミナーを実施する3月になりました。最近教室の一員になられたご家庭には過去の話もしないといけないので、別日程を今月ご用意しますので、連絡をさしあげます。 今後、やるべきこと、やるべき行動、やるべき作法をやらせきるという指導を一人ひとり…
「なぜ勉強をしないといけないのですか?」と中学生から聞かれました。保護者の皆さんはどう答えるでしょうか? 勉強をして、入試でよい学校に入学できたらチャンスが増えるから。学ぶことで成長し、将来のキャリアや人生に役立つから。勉強してよい成績が取…
中学生の頃の息子の友達の話です。○○君が我が家に来て、おやつの時間の時でした。話をしていたら、○○君の家にはテレビがないというのがわかりました。かわいそうだと思ったのですが、話をしていても本人はまったくそんなことは思っていないというのがわかり…
小中学生までは家庭での学ぶ環境を整えるのは、保護者の皆さんの大事な仕事のひとつです・・・と私は思います。異論を唱える人はたくさんいると思いますが、少なくとも私はこう思います。 保護者の皆さんが学ぶ環境を整え続けるべき期間は、子供によって違い…