子供の思考力の土台を作るのは保護者の皆さんの言葉であり、表情であり、動作です。日々の生活の中、保護者の皆さんからの影響はものすごく大きいものがあります。
小学生は学校のテスト、中高校生は定期試験、受験生は模擬試験、それぞれが今月から来月前半に返ってきます。
「何なのこの点数は?」
「これじゃ、だめじゃない」
「勉強していなかったの?」
言葉はそれぞれですが、ついつい否定的な言葉を投げかけてしまう場合は、保護者の皆さんのクセだと思ってください。否定的な言葉、表情、これに動作も加えて否定のエネルギーをそそがれる頻度にもよりますが、子供には「自分はだめだ」「自分はできない」という思考がどんどんすり込まれていきます。
何、この点数という現実を目にしたら、言葉を変えてください。
マイナスからプラスの言葉に変えます。
ダメではなく、
「次の試験までにどう行動を変えたらよいと思う?」
「どうしたら次はうまくいくかな?」
とプラスにしていくための言葉にしてください。
マイナスに染まっていた子供の脳は、プラスの言葉を投げかけられたので、次にうまくいかせるためにはどうしたらよいかと一生懸命に考え出します。
マイナスの空間からは、マイナスしか生まれません。
プラスの家庭にすることで、マイナスをプラスに変えていきましょう。