familab(ファミラボ)

小4~高3のご家庭へのお話をしています。

思いやりと学ぶ姿勢・学力は比例します(1)

教室では授業の最初に私が毎週テーマを決めて学び方に関係する話をしています。
今週は「思いやりと学ぶ姿勢・学力は比例します」という話をしています。

ぜひ、持ち帰ったプリントを保護者の皆様にも読んでほしいと思いますが、お手紙を渡しても確実に渡るまでかなりの日数がかかったり、結局、渡されないということもよく起きていますので、この場でも記述内容を紹介したいと思います。

思いやりとは
 相手の立場で考えることができる
 相手の事を考えて行動できる
つまり、相手を理解する(=他者視点)力が育っているかどうか、です。

これは頭の良し悪しというよりも、今、子供がどういう成長段階にいるかという問題です。
「大人度合い」と言ってもよいです。

この「大人度合い」は入試に直接的、間接的に影響します。

例えば、国語の読解問題を思い浮かべてください。
 筆者(=相手)が、何を言いたいのかを読み取り(=他者視点)
 登場人物の気持ちの変化を読み取り(=他者視点)
 心情をくみとる(=他者視点)ことが問われます。
 出題者の意図も読み取る(=他者視点)ことも大事です。
 相手に正しく伝わるかを考えながら書く力(=他者視点)も必要です。

中学受験、高校受験、大学受験のいずれでもこの「他者視点」は得点力に大きな影響を与えます。

今春の都立高校入試の国語で100点を取った男子がいたのですが、国語は模試でも毎回ずばぬけて得点できていました。レッスンの後に記入するアンケートの自由記述形式の課題についても読む人をうならせるような内容、表現を毎週のように書いてきていました。他者視点に優れているのが、記述内容からもはっきりと伝わってきていた生徒でした。

他者視点が弱かったり、自分優先だと、相手の思いを汲み取ることよりも、自分はこう思うと、自分に引き寄せて考えてしまいます。答案の解答も自分中心に考えて書くので、なかなか得点できません。

他者視点は学力にはとても大事です。
他者視点が普通に理解できる子供は思いやりに対する意識が高くなります。
だから、思いやりと学力は比例するのです。

明日も今日の続きの話をします。