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思いやりと学ぶ姿勢・学力は比例します(2)

思いやりがある子供が学び方に目が行くようになると、一気に成績があがる時が来ます。

思いやりが持てるかは、その子供の「大人度合い」が鍵になります。
「大人度合い」が学力には必要です。
分析力、計画性、実行力の力を持っていることが大人度合いの一面です。
この3つの力がなければ、日々の勉強、そして受験はうまくいきません。
これができるのは、大人な子供です。この3つが大事だと言われて、素直に取り組み、自ら意識して取り組むか、言われたからやるのか。この姿勢の違いが「大人度合い」の違いです。

なんとなくやりたいと思ったことをやるのは実行力ではありません。
やらなければならない、けれど、やりたくないことをやる力こそ実行力です。

 

少し違う話をします。

頭がいいということは、どれだけ相手の立場になれるかということだと思ってください。
大人になっても、大人だからこそ他者視点が大事になります。
自分のやること、やりたいこと、そしてチームに愛を感じられるかということにもつながります。
自分が加わっている集合体に愛を感じてほしいと思います。
これが成長のポイントです。

家族・家庭、学校(小・中・高・大)、仕事場、仕事を受け取るお客様・仲間・・・
部活やクラブチームも集合体のひとつです。
愛を感じていない中にいるのは、とても悲しいことですし、ブレーキになります。
愛を感じるように、その集合体の中のいいところを見つけるクセをつけてほしいと子供たちをみていて思います。

そして、分析・計画・行動の力が違う世界に連れていってくれます。
成長が続きます。

心の底から大好きな集合体に属しながら、学ぶ、一緒に行動することができるととてつもない力が発揮できます。家族、学校もそうですが、大人になれば職場もそうです。
プリントでは、これを愛という言葉で表現をしましたが、とことん安心でき、高め合う場には最上級の心が宿るものです。

小学校、中学校、高校、大学、アルバイト先、就職先、そして大事な家庭。
こういう場で、その集合体に属することに愛を感じてほしいと思います。

プリントの最後は次の3行で締めくくっています。

感性だけは子供のままを大事にして、行動や考え方は大人になる努力をしましょう。
だから、毎日、学びましょう。
学校の勉強だけでなく、教養も獲得していきましょう。