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定期試験で高得点の子供は定期試験のための勉強は短い

「定期試験で高得点の子供は定期試験のための勉強は短い」というタイトルにしましたが、正確に言うと「定期試験で高得点の子供は定期試験のための勉強は短いことが多い」です。
もっと正確に言うと、定期試験で高得点の子供は定期試験のための勉強ではなく、普段から定期試験よりも高度な目標で学んでいるというということです。

こういう子供に共通しているのは、自律的に学ぶ力と行動ができていることです。毎週、様々な観点からレッスンの冒頭で学び方を考えさせる話を続けていますが、素直に、本当に素直に受けとめている子供は変わってきています。

定期試験対策は本来はしたくないというのが教室としての本音のところです。
ある意味要領がいい子供はこれは定期試験に出ないからと飛ばしたり、手を抜いたりして、一定レベルの得点をとってきたりしますが、本当に必要な実力が身についていないことがよくあります。

毎年、行動や言動が変わり、二学期に安心して見守ることができる子供が大勢出てきますが、こういう子供の共通点は学ぶ目標が学校の試験ではなく、受験や将来の自分の夢のためになっていることです。定期試験をその先の目標の通過点と考えているので、試験範囲を定期試験勉強ではなく、受験のための勉強につながるという意識で学んでいるのです。

こういう行動につなげるためにも、目先の目標ではなく、未来の目標を受験生に関してはぜひ持たせることにつながる会話をご家庭でも積極的にしてください。中高校生の定期試験は6月上旬から7月上旬まで日程がかなりばらけていましたが、7月中旬から秋にかけてできるだけ早く受験学年は本気の目標を定め、高2、高1、中2も目標固めに入るようにご家庭でも未来を話題にした話を心がけてほしいと思います。