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お手伝いができる子は可能性が広がる

受験生は特別扱いしてはいけません。長年の経験からもよくないと断言できます。
例えば、家のお手伝い。1日1回はやらせるべきだと思います。
受験の前の日も同じです。受験生だからと特別扱いしていていい結果はでません。

フロ掃除、トイレ掃除、食器洗い・・・。
何でもよいので、ぜひさせてください。
お手伝いとは誰かのためにやるものです。
人が喜んでくれることをおこない、それが自分の喜びにできたらすばらしいことです。
この喜びを子供に感じてもらうために、お手伝いをしたら、必ず保護者の皆さんは感謝のキモチを伝えてください。
他者視点を持つことにつながります。他者視点があるかどうかを入試で確認されています。だからというわけではありませんが、他者視点を当たり前として持てる子供は社会に出た時にも他者だけでなく、自分も助ける力になります。
お手伝いは相手の立場に立つトレーニングにつながるのです。
ぜひお手伝いをさせてください。
なかなかお手伝いをしない場合は、一緒におこなうようにしてください。
そして、効率よくひとつのお手伝い=作業を終わらせるトレーニングにつなげてください。
相手に感謝されて、他者視点の力を養い、効率的な作業のトレーニングもできるということは長い目でみたら、とてつもない効果があります。

逆の見方をすると、お手伝いを嫌がる子供、他人のために行動することを嫌がる子供はどこかで伸び悩んだり、成績が悪かったりということにつながってしまうということも認識をしていただきたいと思います。
お手伝いはとても深い意味がひそんでいる行動です。