familab(ファミラボ)18時更新 日月お休み

小4~高3のご家庭へのお話をしています。お問い合わせはkokonikosugiyama@jsea.jpへ

文武両道。そして、とことんする

小学生であれば習い事、スポーツ、中学生であれば部活、クラブチームなど何らかの勉強以外に取り組む時間があると思います。一方で、帰宅部という形の中高校生の割合が少しずつ増えてきている傾向があります。帰宅部でもやりたいことがあって自ら選んでいる場合も多くなっています。

小中高校生の間、勉強はもちろんとことんやるべきですが、もうひとつスポーツでも文化分野でもよいので、何かにとことん打ち込むということはとても大切です。スポーツは体力、健康、精神の三本柱を意識して取り組むとよいです。スポーツにとことん打ち込んだ子供は学力や精神の面でもとてもよい影響が後々になって実感できます。

運動が苦手な場合は無理にスポーツはしなくてもよいです。ピアノ、吹奏楽、絵、料理、将棋、百人一首。何でもよいのでとことん取り組みましょう。何でもよいからといって、ゲームやスマホは論外です。とことん取り組んでいるのではなく、遊ばれている、時間を使っているということがほとんどだからです。ゲームをするなら、アプリケーションを創造する側にまわるならばと思います。但し、高校生でも数学は最後までとことんやらなければ、アプリケーション開発は無理です。

勉強はとことんする。
その上で、何か本気で真剣にのめり込むものをもつことが文武両道、という言葉があるように、長い目でみたらとてつもない相乗効果をもたらします。勉強以外に何かひとつプロを意識させるものを持つことはとてもよいことです。文武両道の武はスポーツや体育会系に限りません。とことんやったものがあるかどうかです。