成績のよい子供、伸び始めている子供には共通点がありますということで、昨日は日常生活で無駄なことはしないについてお話しました。もうひとつの共通点として「なぜ?」と「どうしたらいい?」があります。
この2つのアクションをいつでもどこでもしているという子供が教室にもいます。常に頭を使って考えていると表現してもよいかもしれません。
一方で、わからないとすぐわかりません。教えてくださいというアクションばかりしてしまう子供がいます。教わらないと行動できないというのは、大人になって社会に出た時、致命的な弱点になります。インターネットがあるから、わからないことは調べればいいという発想をする子供にもなります。何か調べ物をインターネットでした時にも、このよくない癖が影響するのか、答えを見つけようとして探す作業に没頭し、見つけておしまいということになります。
逆に「なぜ?」と「どうしたらいい?」という発想が当たり前になっていると、答えのないミライにおいてはとても強く生き続けることができます。
本当の答えは探したり、見つけたりするのではなく、新たに生み出すものだという姿勢もなんとかして教室で身につけさせたいと思いますが、一番効果的なのは、ご家庭で「なぜ?」、「どうしたらいい?」というやりとりをふつうに行うことです。ぜひ取り組んでみてください。