教室は成績を伸ばすこと、受験に合格することが大事なミッションです。これができなければ意味がありません。他の一般的な塾と少し、もしかするとかなり違うかもしれないと思っている目標が「受験に合格すること」の中身です。小学生であろうと、中学生であろうと「受験」は18歳の時期の壮大な進路を意識させるように心がけています。
中学受験、高校受験は突破するだけではいけないと思っています。例えば高校受験で確実に合格させることが目標であれば、計画、やること、進行管理、など合格に必要な条件を教室側で事細かに把握し、強制自習などもしながら全てコントロールすることで合格は勝ち取れます。
しかし、これをやりすぎることは、18歳に向けて必要となる力を弱めることになります。
大学受験、別のもっと大きな難しい目標を掲げている18歳もいますが、教室で用意したことを着実にこなすだけではうまくいきません。
全ては18歳で大きなミライへのスタートラインに立てる事が目標です。大学受験の場合は合格だけではだめです。自らの力と能力を総動員して、ミライを考え抜き、立ち向かう行動ができるかが大事です。
こうしていくためには「心のしつけ」が大事だという考えで接しています。
ご家庭でも「心のしつけ」に協力をお願いしたいと思います。
今日は「心のしつけ」の大事な作法のひとつとしてマイナスの言葉を使わない、といういことをお願いしたいと思います。
成績がよくない子供は本当にマイナスの言葉が好きです。
やりたくない
きらい
めんどくさい
つまらない
できない
疲れた
無理
忙しい
苦手
嫌い
私はバカだから
様々なマイナスの言葉は、自分の声として自分の耳に入ります。もし、ご家庭でもマイナスの言葉が飛び交っていたら、ますます本人はその気になります。
ぜひ今日からマイナスの言葉を家の中から追放しようという努力をしてください。仕事をする場合もぜひマイナスの言葉を排除してみてください。少なくともご自分は家庭でも外でもマイナスの言葉と決別してください。
マイナスのエネルギーは伝播します。
マイナスの言葉は恐ろしいエネルギーを持っていますので、何としても駆逐していきましょう。元気のある言葉、やすらぎのある言葉で家庭をいっぱいにしてください。