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小4~高3のご家庭へのお話をしています。

子供に仕事の話をしていますか

仕事をしていると休日に会社に行かないといけないことが発生することもあるのではないかと思います。
「日曜日も会社に行くの?」と子供に聞かれて何と答えているでしょうか。
私は若かりし頃は「仕事が忙しいんだ」のひと言ですませていることがありました。
娘が小学3年生の夏だったと思いますが、「お兄ちゃんにちゃんと説明してから会社に行ってね」と言われたことがあります。ものすごく怒った目をして言われたのを覚えています。今とは世の中の仕組みが違うと言ったらそれまでですが、学校向けのシステムやデジタルコンテンツを作る仕事をしていた時期で、開発責任者をしていたので、24時間戦えますかという感じの生活を送っていました。一番過酷だったのはちょうどウインドウズ95の発売に合わせて小中学校のデジタルコンテンツを他社に先駆けて出すための開発の時でした。
娘の話だとお兄ちゃんは私を過酷な生活にしている仕事を憎んでいるということでした。
このことがあってから子供たちには可能な範囲で仕事の話をするようになりました。
仕事の内容よりも、大切さを伝えてきたつもりです。
子供が大人の世界、特に仕事にふれる機会がないのは、子供の仕事観、将来のイメージ作りに大きなマイナスです。仕事の話を聞くことで、子供は社会人になった時の自分の職業について考えるきっかけや手がかりを得ることになります。ぜひ積極的に自分の仕事の話をしてください。
なお、仕事は大変だというマイナスのイメージを与えるような話はぜひひかえてください。仕事はつらい、嫌なものだという気持ちにならないようにお願いします。うっかりするとしてしまうと思いますので、要注意でお願いします。