教室では学校の夏休みの宿題は7月31日までに終わらせるように夏休みがスタートする前から伝えてきました。特に受験生はすみやかに総復習に入りたいため、強調してきていました。
先週までに夏期特訓の前半戦が終わりましたが、宿題の完了度合いはものすごく差が出ています。日記などの毎日やらないといけないものをのぞいては、宿題が完了させていかないといけませんが、あと2週間ぐらいしか夏休みは残っていません。
でも、今の時点で宿題がかなり残っている場合、「夏休みは長い」という意識が働いていて、かなり油断していることがあります。こういう子供の場合、宿題は明日やろうと思うのが普通です。次の日になると、また宿題は明日やろうと思います。これをあと15回続けていくと、大変なことになります。ご家庭では夏休みはあと残り何日なのか、終わらせるのに何時間かかるかだけ聞いてみてください。週明けの夏期の後半戦では、最初に教室に来た日に宿題の確認をし、必要な手を打っていきます。
受験生で学校の宿題が終わっていない場合は、キケンだと思ってください。宿題が終わらないかもしれないということではなく、受験生としての自覚ができていないということです。残り半年を切っていますので、今の時点で自覚がない場合、志望校の変更の相談が発生する恐れがあると思ってください。
高校生は元々、単なる宿題ではなく、毎日の学習量を確保させたいために出している高校がほとんどでしたので、コツコツと宿題に取り組む必要がありますので、例外です。中学生でも私立中や公立中高一貫校、国立の附属の生徒の場合は宿題とは違う位置づけで出されているので事情が少し異なります。
学校の夏休みの宿題を確認してください。