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いつも怒っている保護者

先週、家でものすごく怒られたという話をしていた生徒がいました。よくよく聞いてみて、話をした結果、結局、何がいけなくて怒られたのか本人がわかっていない状態だったということがわかりました。
私からこの話をしたら、その保護者の方は、たぶんそんなはずないと言うと思いますが、どうして叱られたのか本人にはわかっていません。その生徒から話を聞いていくと、いつもいつも怒られているという気持ちを持っていました。詳しく聞いたところ、保護者の方は感情にまかせて怒っているという状況だとわかりました。
どうやら子供は「今日は不機嫌なんだ」という受け止め方をしています。
この状態は親子の双方で不幸です。

叱る場合は明確な基準を持つようにしてください。
例えばスマホ。家庭での利用ルールをやぶったら叱るというのは子供にも叱られる意味をわからせるこことができるので叱ってよいですが、帰宅してたまたまスマホをしていて、ニコニコしながら触っているのが、何となくカチンときて叱るという行動に出るのはやめないといけません。こういう場合子供は「今日は不機嫌なんだ」と思ってしまいます。

叱る基準が伝わっている場合、基準を超えたら、「必ず」叱るというのも徹底して下さい。同じことをしていて、叱る日もあれば叱らない日もあるという時曖昧な叱り方もよくありせん。

もうひとつ大事なこととして、基準を守っていたらその日はほめるということも忘れないで下さい。叱るとほめるは両方あってこそ効果がでます。