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小4~高3のご家庭へのお話をしています。

習い事は何のため?

教室に通っている子供たちの中には他に習い事に通っている場合が結構あります。時々、この習い事をどうすぺきかの相談を受けますが、正解はひとつではありません。
習い事という言葉をどう捉えているかによっても違いますが、習い事を通して学び、成長する姿が見られたら願ってもないことです。お金を払って通わせている以上、成果を出すという期待を持たれると思いますが、期待を持ちすぎてしまうと勉強と習い事のバランスが崩れてしまうことがあります。
習い事も塾も家庭学習も楽しさがないといけません。塾と家庭学習の場合は解けた、できたという楽しさにもしないといけません。

子供がよくしている習い事について少し私なりの見解を述べたいと思います。

■公文
算数て通うケースが多いようですが、計算のスピードと正確さが身につくので、とてもよい習い事です。楽しんで通っている場合はものすごい計算力を身につけていくので、高校受験や大学受験で威力を発揮します。入試ではスピードと正解な計算力は得点力の土台です。但し、成長度合いにともなって苦行になる場合があります。公文を作業として捉えるという意識になっているとこうなります。こうなってきた場合は卒業の時期かもしれません。

■そろばん
計算力がつくので、この習い事もとてもよいです。その子にもよりますが、公文よりもそろばんのほうがすごい計算力を身につけていることがよく見られます。
こちらも公文同様、計算力が完璧になり、作業という意識が生まれたら卒業の時期かもしれません。

■英会話
リスニングやスピーキングの力の育成への効果はとてもすばらしいなと感じます。但し、その教室にもよりますが、文法を軽視している教室の場合は後々、弊害も生まれます。そうでなければ継続がよいと思います。

■ピアノ、楽器系
好きで楽しい、そして熱心に通っている場合は小中高と続けさせてあげてほしいと思います。集中力の育成にもなります。ピアノを真剣にやっている場合、すごい集中力が勉強をしている場面でもみられます。

■ダンス、バレエ系
集団の中での学びになりますので、その中での自分の位置を感じ、自分の殻を突破しようとすることによってすごい効果が出てきます。教室の運営の仕方、指導方針によってかなり違ってきますが、活発な行動力や集中力が身につきます。

■サッカー、野球、水泳、空手、スケート、その他スポーツ系
指導者と環境選びが大事な習い事です。ある程度体力のある子供の場合は大いにさせてください。参加する環境によって、その子供の体力がもたない場合、勉強がかなりおろそかになることが発生しやすいということもありますので、指導者と環境次第です。

 

いずれの習い事もメリハリとスケジュール感覚があれば、問題はありません。小学生の場合はある程度、保護者が日々の生活を見守ると同時にコントロールする必要があります。
やるからにはとことんやりましょう。