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小4~高3のご家庭へのお話をしています。

学力の土台

学力の土台は「知的好奇心」です。これがどの程度あるかないかで差が出てきます。
知的好奇心の旺盛な子供は、やはり、例外なく成績もいい、もしくはものすごく伸びるものです。
理由は明確です。
知識を習得することに喜びを感じているからです。
自分自身を向上させることに、喜びを見出しているからです。
知識と理解を深めたいという欲求を持っているからです。

楽しんでいるのです。

教室ではいろいろな新聞の切り抜きを貼り出しています。社会、理科、時事問題に関係する記事が多くなっています。教科書にはまったく出てこない話題ばかりです。本当はコピーして渡したいのですが、著作権上困難なのが残念です。
様子を見ていると教室の掲示物を熱心に読む子供と見向きもしない子供に二極化しています。無理矢理は学習効果としてはまったく逆効果になることが多いですし、子供の成長度合い、大人度合い、素直さなどによって受け入れ度合いも違いますので、じっと我慢をしながら見守っています。
興味を示す度合いが二極化しているとお話しましたが、完全にこれが学習面にも現れています。さらに、精神的面の発達度合にも現れています。

世の中の出来事に対して好奇心を持ち、そこから新しい知見を生み出す人になれるかどうかにつながりますので、好奇心の力の格差は間違いなく大人になってからの社会的な地位にも影響します。
何とか知的好奇心の芽を生み出したいと思います。レッスン最後のアンケートの最後の変な質問もそのための一貫なのですが、これに対する向き合い方にも大きな差が出ています。作業として取り組む子供、真剣に考えて取り組む子供。姿勢は成績に直結してしまっています。

知的好奇心を刺激する試みを今後も続けていきます。