昨日は、10月から11月の時期は得点力が大きく変わる時期だとお伝えしました。
日々の行動、そして新学年から夏までの努力によって違ってくるという話をしましたが、これから伸びていく受験生には特長があります。ひとつは志望校に対する思いです。何としても合格したい、半年後、あの正門を胸をはって入っていきたいと思っているかどうかの差だと思って下さい。ここから志望校への思いを高め、力を高めるためにも、何としても学校を見に行って欲しいと思います。学校説明会が取りにくくなっていますが、家族総出で学校説明会の予約に取り組んで下さい。どれだけ具体的なイメージが頭の中に描けるかで、受験の原動力にも違いが出てきます。学校説明会に行けなければ、休日に一緒に校門まで行き、正門前で記念写真を取ってくるのでもよいです。記念写真というより決意写真といってもよいでしょう。家の中に写真を貼っておいて下さい。
これから伸びていく受験生のもうひとつの特長は受験が自分事になっているかどうかです。他人事の意識だったり、受験勉強をやらされているという気持ちの状態のままだと、うまくいきません。目標のゴールがあって、今の状況を考えた場合、このままでゴールに間に合うのかどうかの量や質が伴っているのかがわかっていない、わかろうとしないまま毎日を過ごしているという受験生には行動を変えるように働きかけを繰り返していきます。
志望校が決まれば、ゴールまでの距離は見えてきます。
ゴールにたどりつくためには、正しい学び方で学び、できなかった問題をできるようにすることを続けていく必要があります。わかったつもりではなく、できるにしないといけません。そのためには時間も必要です。
意識を変えるためにかなり強力な手立てを打つこともしますので、疲れて帰宅することも多くなると思います。どうか安らぎと応援の気持ちのあるご家庭の在り方を心がけて下さい。