新型コロナウイルスでの混乱が始まってから1年半が過ぎました。
2020年の春は教室も休校に追い込まれましたが、その時の取り組み結果、子供たちへの影響度合いから教室ではとことん対面にこだわって取り組んできています。
学校でのICTの活用が活発化してきています。高校によっては海外の提携高校とネット経由でコミュニケーションをとることも普通の活動になっています。普通に英語で海外とネットコミュニケーションができることは誰もができないといけないようになります。逆に英語でコミュニケーションをとれなければ、チャンスが少なくなるのは当たり前の世の中になると思います。
ネットで海外の人とコミュニケーションも取りながら仕事をするということもいざという時できなければならない世の中になっていきます。だからこそ、リアルな体験が大切になると思います。うちの子は質問ができないんですということを保護者の皆さんから面談で言われることはとても多いのですが、だからこそ対面を教室では重視しているとも言えますし、対面でなければ指導効果が減ってしまうというのも実感しているので、こだわっておこなっています。
対面を続けるのはとても大変です。トイレもそのひとつです。
女子は今のところ心配ないのですが、男子は感染が心配になるようなトイレの使い方をする生徒がいるため、以前から男子はトイレを使う前に必ず消毒をしてから利用させています。ものすごく大変なのですが続けます。
不織布のマスクをするように何度も伝えていますが、子供たちの中にはウレタンマスクをしてくることもあります。ウイルスを防ぐ効果がまるで違うので、ぜひ不織布マスクにしてください。ウレタンマスクを発見した場合は、教室で備蓄している不織布マスクを渡していますが、ぜひご家庭でも注意喚起をお願いします。油断が一番怖いと思っています。
必ず第6波が来るという前提で教室では対策を続けます。
高3生の共通テストの出願が終わり、あと1週間ほどで総合的選抜(以前のAO入試のことです)の出願をする高3生もいます。これを皮切りに教室全体が受験モードになります。受験生ではない学年の子供たちも教室の空気から学ぶことがたくさんあると思います。貴重な体験になります。
学校では経験できない日々が始まります。