不思議なものですが、我が家の過去の経験も加味して考えると、親のやる気と子供のやる気は反比例する傾向があるように思います。親が一生懸命に子供にかかわると、特に勉強に関わろうとすると、子供はやる気を失っていくということがあると思います。
表面上はさりげなくがポイントだと思います。
子供と会話をしていると何かに興味を持っているということに気づくことがあります。
特定のスポーツチーム、習い事、将棋や碁、鉄道・・・何でもよいのですが、何かに興味を持っているというのがわかった場合、さりげなくその分野を知るのに役立つ本を一生懸命に探してみて下さい。興味を刺激するものであれば本に限りません。一生懸命というよりも必死に探してください。
そして、例えば本であれば、さりげなく「たまたま本屋さんによったら見つけたよ」と言って、本当にさりげなく渡して下さい。
何かに真剣に取り組むことはとても大切です。成績がものすごくよい子供はこういう経験をしていることがほとんどです。子供が興味を持ったことを好きにやらせる。
ただし、あくまでも親はさりげない後押しを徹底して下さい。
最初にお話したことをもう一度お伝えします。親が一生懸命に子供にかかわると、特に勉強に関わろうとすると、子供はやる気を失っていくということがあります。いつもではないので、少々、やっかいです。
何事もさりげなく、裏ではとことん一生懸命が大切です。