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小4~高3のご家庭へのお話をしています。

子供が失敗した時の魔法の言葉

中学生、高校生は隔月に1度ぐらいの頻度で定期試験があります。通っている学校によっては毎週、数回、小テストもあるという場合もあります。
試験のくり返しの中で、他の要素も加味しながら、成績が決まっていきます。
子供の成績は上がる時もあれば、下がる時もあります。どんなにかんばっていても右肩上がりで成績が上昇するのは極めてまれです。ジグザグした動きを描きながら、伸びていくのが普通です。
努力している実感があっても下がる時はあります。この時、そのまま下がり始める場合と、中長期的に見て上昇する場合があります。上昇する子供にはある種の共通点があります。心が前向きであることです。前向きだから、きちんと反省し、原因を冷静に分析するという行動を始めます。
困難が降りかかったときに悪い感情に振り回されるのではなく、解決に向けた行動を起こせることができる子供になってほしいと保護者の方は思うと思います。実は、こうできるかは子供が失敗した時の保護者の皆さんの行動がとても影響しています。保護者の皆さんも子供の成績が下がった場合、本人だけでなく、保護者の皆さんもネガティブな気持ちになると思います。こういう時に保護者の皆さんがポジティブな接し方をするのが、子供が心を強くもち、正しい対処をすることにつながります。「大丈夫」という魔法の言葉を使いましょう。慰めるのではなく、現実を一旦受け止めて、一緒に前を向くのが大事です。
ここで怒ってしまうことだけはやめて下さい。反省は手伝って欲しいのですが、怒りは何も生みません。失敗をさらに意識付け、前を向くきっかけを奪ってしまいます。
これから、大人になってからも山ほど失敗をするりが人間です。常にいい経験としてもう一度立ち上がる気質を育てて下さい。この力のチャンスが成績が下がった時です。
保護者の皆さんはどんな時もポジティブの気持ちを心の中に持ち続けて下さい。