受験生の親として大事なことは、親が無理をしないことです。
受験生の親というのが、気持ちの中でふくらむと、親としての不安や悩みの種は尽きなくなります。そもそも、同じ家の中に受験生がいる、ということはとてつもない緊張感、プレッシャーが保護者の皆さんにもふりかかります。
まじめに向き合おうとしている保護者の方が多いからでしょうが、よい受験生の親にならなければという気持ちが必要以上に持ちすぎてしまうことがあります。
これはある意味、キケンです。
ものすごく無理をしているので、子供がそれに反応します。
子供は自然にプレッシャーをふくらましていくとになります。
毎年、受験が終わると親がものすごく気をつっていて、結構、プレッシャーになっていて大変だったという声を受験生から聞くことがあります。
受験生の親として、大事にしないといけないことはひとつです。
健康管理です。
栄養や量を考えた食事を用意し、笑顔で食事をするように見守って下さい。
決して、食事中に勉強や成績の話はしないようにしましょう。食事は楽しくです。受験生はだんだんと緊張感が高まり、油断すると24時間が行き詰まった時間になります。成績にも影響が出ることもあります。メリハリのある時間の使い方が大事になりますので、食事の時は気持ちが安らぐ時間にしてください。
言葉にも気を使って下さい。
口癖のようにがんばれと言われていたら、気が滅入ってしまいます。
まずは子供の努力を認めることです。
努力がよい結果をもたらした時はほめ、結果が思わしくない時には次に目を向けるようにおだやかに話をしてください。