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コツコツ、コツコツ

毎年、夏前後に必要な偏差値が10以上の差があったのに見事に合格するという瞬間に出会ってきました。世の中にも奇跡のような事例を書き記した書籍が売られています。
いずれも奇跡ではありません。
誤解を恐れずに言うと、途中の様子を見ていれば、当然の帰結だと後でわかります。
奇跡を起こすのに必要になる要素は単純です。コツコツ、コツコツです。
何度模試を受けても、判定は不合格の可能性が圧倒的に高いとしても、それはその時点の可能性です。何度も何度も心が折れそうになる経験になります。でも、どうしてもあの学校に入りたいという気持ちが強く、素直にコツコツと努力を毎日続けた子供は合格できています。周りからは奇跡だと見られていますが、奇跡ではありません。人一倍、必死に正しいやり方で取り組んでいます。
取り組んでいる時間だけ見ると、一見勉強に取り組んでいるように見えていても、教室での取り組み姿勢、動作、仕草、言葉・・・これらが全て見せかけという場合は結果は出ません。この場合の奇跡は起きません。
面談では辛辣な取り組み状況の事実を話すこともありますが、受験生は少なくとも今月中に改善が見られなければタイムリミットになります。奇跡が起こせるのは今月中の変化にかかっていますので、受検生には強弱交えた対応を続けています。