子供に注意してもまったく効果がなくて困っているということを先日、社内の同僚から聞きました。家庭での様子を聞いてみると、それは無理もないという結論になったのですが、こういう場合のポイントは子供が聞く姿勢にできてから話をするということです。仕事をしていると疲れて帰ってくるということもあると思うのですが、こういう時に何か言おうとすると、自分の都合で言いたいことをいってしまうということが起きやすくなります。これでは心に響きません。
どんなに言いたいことがあるとしても、こういう場合、まずほめるということが大事です。何でもよいので、ほめることを見つけて下さい。時間はかかっても必ず見つかります。日頃からほめることを集めておくということも大事です。
ほめてから、注意したいことを明るく告げて下さい。
必ず明るくを心がけて下さい。
受験生で途中からぐんぐん伸びていく、いつも成績優秀というご家庭の保護者の方には共通点があります。よく笑うということです。だから子供もよくわらいます。教室でも笑顔をよく見せます。
ご自宅で子供の笑顔を毎日、見ていますでしょうか。
時々しか見ていないという場合は危険信号です。
まず、保護者の方から笑顔いっぱいの「おはよう」で子供の朝を元気でつつんでください。