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小4~高3のご家庭へのお話をしています。

不合格

受験で必ず合格するということはありません。
しかし、不合格となった場合でも、受験勉強を通して得たものはその後の人生に大きな意味を持ち、あの不合格があったからこそ、今があると言えるようにすることはいくらでもできます。
逆に合格してから、一気に下り坂ということもあります。高校受験生の場合、高3になってからまた受験勉強しようという気持ちになることが毎年、残念ながら一定数います。こういう状況を見ると残念でなりません。
勉強だけが大事とは言いません。
大学受験だけがよいとも言えません。
実際、中学卒業と同時に教室を卒業した高校生の中にはすでに大学受験以外の目標を決めて、そこに向かって着実に進んでいる三人がいます。

受験生を見ていて感じるのは、入試を本気で取り組めない場合は、将来何をしても結果は出せないことになりかねないということです。
普段の勉強に対する姿勢の甘さ、雑さを何とかしないといけない受験生がまだまだいます。こういう姿勢に関わる部分は根深いものがあります。

都立高校の入試の場合、推薦入試が1月下旬にありますが、倍率は平均3倍です。でも、推薦入試で何としても合格するという気持ちを持ててない場合は、その後の一般入試、極端な話、3年後にも影響する・・・正確にいうと歴史は繰り返すという感覚なのですが、今日で決めてやるという気持ちを当日に持てるという一種の確かな能力がなければ、たとえ合格したとしても意味はないと思っています。自分の事として受験を考える力が持てていないということにもなるので、本当に生き方の部分で心もとない状況だと教室では危機感を持っています。本気で何かに取り組むという経験は大きな飛躍のチャンスです。真剣に自分のこととして、受験に向き合わせたいので、手を打っていきます。