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小4~高3のご家庭へのお話をしています。

年末年始

年末年始がやってきますが、大晦日、元旦も学ぶということに挑戦するように今週は毎日、全員に向けて話をしています。
受験生はもちろん受験のための勉強を年末年始休みなく、とことんやりきってほしいのですが、受験生以外も大晦日、元旦も学ぶという行動を必ずして欲しいと思っています。
ご家庭でも必ず、今日も勉強するのか?と大晦日、元旦はたずねて欲しいと思います。勉強しなさいと言う必要はありません。本人の気持ちに問いかけて下さい。
勉強は何も机に向かうだけが勉強ではありません。
教科書とは関係なく、新しい知識を吸収することも立派な学びです。
むしろ教科書や教材、学校に合わせない学びがあるかどうかは中長期的に見るととても大切です。
昨日は新書を紹介しましたが、新書は特定のテーマの解説を読み込むことになり、さらに大事なこととして新しいものの見方を学ぶことができます。大学入試では新書から出されることがかなりあります。新書を読みながら自分で考えることで教養も深まります。教養があり、自分の確固たる哲学を持った社会人は強いものです。
テレビを見ていたり、家族との何気ない会話の中で子供が新たな学びに触れた場合は、さりげなく親子の会話の最後に「勉強になったね」と言いながら、学んだことを再確認する会話をしてください。親子の会話はものすごく教育効果につながります。仲のよい親子の会話はとてつもない学習効果を生み出すことができます。嫌いな先生から教わるのと、大好きな先生から教わるのでは全然成績が異なってくることがあるのですが、それと同じです。
新しいことを知り、自分のものにすることがうれしい、楽しいという感覚を子供が持つようにして欲しいと思います。
親子の間での笑顔、思いやり、気配り、安心感という中で学ぶ知識、教養は子供にとっての大きな財産、専門性を見いだすためのきっかけになることがあります。ぜひ大晦日、元旦はいつもよりも手厚い親子の会話で学ぶ時間を作って下さい。