面談を開始します。
突然ですが、来年、高校受験をするご家庭には受験校選びで何を基準にするかを考えてくるという「宿題プリント」を保護者の方に出すことにしました。面談の日に持ってきて頂くようにします。本日から中2生に配布を開始しましたので、当日持ってきてください。親子で考える宿題になりますが、作成と提出は保護者の方の責任でお願いします。
決して子供が希望する高校という基準だけにはしないでください。結果的にそうなったとしても、保護者として助言するためには考えが必要です。
この高校を受験したいと子供から言われた場合、アドバイスする、後押しするには基準が必要です。ご家庭によって学校選びの基準はまったく異なります。今まさに受験をしているご家庭も結果的に学校を選択した理由はすべて違っています。
答えのない問題になりますので、面談までに真剣に考えてきて欲しいと思います。家族で一致団結した受験のスタートの儀式だと思って下さい。
すでに受験校を確定しているご家庭があることは、教室での会話からわかっている場合がありますが、なぜこの学校を選んだのかについての軸、価値観、判断基準をあらためて明確にしてほしいと思います。
我が家の場合は、当日、例えばの例として、書き出したプリントを用意してご紹介します。
ぜひご自身の言葉で宿題の答えを用意して来て下さい。
家族での一致団結した受験をスタートする第一歩です。
中学受験をする現在小5のご家庭には各種情報を提供しますので、考えるきっかけにしていただきたいと思います。
大学受験に挑む現在の高2生のご家庭には、何度も確認をしてきた志望大学に関して、逆にこちらから各種の提示をします。
大学受験については、基本的にアドバイスはしますが、最後は本人の意思や決断を重視します。もちろん本人の考え方や確認すべき事が足りていない場合はていねいに情報を提供しますが、合格のための絶対条件は本人が自分事として受験を考え、言われたことだけではなく、自分の創意工夫で取り組むことです。