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小4~高3のご家庭へのお話をしています。お問い合わせはkokonikosugiyama@jsea.jpへ

子供の表情

ご家庭で注意深く確認してほしいことのひとつに子供の表情があります。
子供の表情から、何か変化が起きているのではないか、何かトラブルが起きているのではないかということを感じ取ってほしいと思います。
こういう変化ではなくとも、表情から明らかに疲れがたまっているというのがわかったら、ゆっくり休ませてください。
教室では表情を確認することが大事な仕事のひとつです。
教室では小4から高3までの生徒がいます。様々なタイプの生徒が通ってきていますが、表情の変化があまりない生徒はていねいに観察をしています。
下に小さなお子さんがいる場合はぜひ喜怒哀楽の気持ちを教えるということを家庭での大事なこととしてとらえていただきたいと思います。
喜怒哀楽がわかるようになったら、この気持ちを表情で表現するということも大事なことです。自分の気持ちが表現できるようになると、他人の気持ちも理解できるようになります。これが自分の気持ちを制御する土台につながります。
小中学校の先生方と話をしていると、自分の感情を表現できない子供が増えているという感触を持たれている先生が増えていると感じます。表現できないので、自分の気持ちを相手にうまく伝えられず、相手の気持ちを理解することもできないことになり、友達関係、精神的安定さなどに不安が出てきます。
教室は成績を伸ばし、合格させることが大事な使命ですが、社会に出た時に活躍できる土台作りも重要なミッションです。
感情豊かな子供にすることは生きていく上で幸せの大事な要素のひとつです。
うれしい時、悲しい時、楽しい時、怒っている時といった感情を表情で示すことが自然にできることはとても大事です。安心した気持ちがないとこれはできません。子供は外でがんばっています。つらいこと、悲しいこと、泣きたいこともあります。こんな時、家に帰るとほっとできるという家庭をぜひ家族全員で作りあげてください。家庭が教育力の大事な砦です。教室からの切実な願いです。