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小4~高3のご家庭へのお話をしています。

受験校

月曜日に都立高校、本日、埼玉の県立高校の入試が終わりました。
受験生の皆さん、そしてご家族の皆さん、ご苦労様でした。
3年後、今回の高校受験の経験を活かせるかどうかの一端は、受験直後の様子にかなり比例しているものなので、注意深く様子を見て欲しいと思います。
第一志望に入学できた、押さえの学校に進学する、1年前には思ってもいない高校に入ることになった・・・結果はいろいろになると思います。
結果を受け止め、3年間でさらに成長をするという意識で取り組んで欲しいと願っています。3年後、結果的に高校でものすごく成長できたという地点に到達できたとしたら、自分の受験校選びは大成功だったということになります。
進学先で成長できるかはとても大きな意味を持ちます。
勉強だけでなく、友人関係、ものの見方、未来の展望・・・どれもが成長していってほしいと思います。受験で一人ひとり、成長しました。これをぜひ次のステップでもっと意味のある成長にしてほしいと思います。
これはこれから受験をする学年の子供たちにも言えます。受験という学年で、目標に向かい、悩み葛藤しながら、手を伸ばしていくことは毎日が成長につながります。何気ない日が実は大きな分岐点だということがあとでわかることもあります。あの日の何気ないコーチとの会話が出発点だったということもふり返るとあるはずです。
中学受験、高校受験の学年の保護者の皆さんにご協力を御願いしたいことは、1日も早く本物の受験生になるように力をそそいでほしいと思います。できるだけ、少しでもよい環境のある場へ進学させたいと思います。
大学受験は中学受験、高校受験とはまったく異なる戦い方になります。少しでも本人にとってよい環境が高校3年生のチャンスにつながります。特に、大学受験制度が毎年変化し、正しい情報が勝つための大事な要素となる今という時代はこの環境によって大きく結果が変わることがあります。
受験の学年でまず身につけて欲しいことは受験で勝ち続けるための学ぶ姿勢と行動と作法です。
最初は我慢比べのようなことの連続だと思いますが、静かに、冷静に受験生を心から応援してほしいと思います。たとえ行動がまだまだだと思っても、「もう受験生だから勉強しなさい」といった勉強を強制するような言葉は投げかけないで下さい。言われないと行動しないという子供にだけにはしてはいけません。自ら行動する力は一生の大切な土台になります。