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小4~高3のご家庭へのお話をしています。

何も話さない子供

「うちの子、何も話してくれないんです」ということを言われることがありますが、我が家も子供が中学生の頃がそうでした。もう社会人になっていますが、当時のことをふり返って娘に「何も話してくれなかった時が中2の頃に続いていた」と言うと、「お父さんは私の話を聞いてくれなかった」と言います。これを言われた時は衝撃でした。まったく身に覚えがなかったのです。
いろいろ話をして確認すると、タイミングの問題でした。
今は娘に言わせると「お父さんの扱い方を学習したので、話してもいいタイミングで話している」ということを笑顔で言われます。当時は話しかけると「あとでね」と言われることが多かったと言うのですが、まったく覚えがありません。
社会人になってみて、あっあの時は仕事で帰ってきたばかりで忙しかったのねとわかったと言います。でも、話しかけても相手にしてくれないので、自分も忙しいしということを思ったようです。
きっと同じようなことがあちこちのご家庭で起きているのではないかと思いますが、私も仮に昔に戻ったとしても帰ってきたばかりの時は疲れていて「あとでね」と言ってしまうと思います。
親子の会話は難しいものだとつくづく思いますが、おはよう、おやすみなさいの朝晩の挨拶だけは笑顔で元気よくするのが大切であり、話そうとか、相談しようという気持ちを途切れさせない秘訣ではないかと思います。
子供の心と同時に親の心の安定も大事だと思います。