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中学校によって内申の有利、不利はある?

毎年、中3生は内申の数字に一喜一憂するようになります。
期末テストでこの点数でどうして内申があがらないのですか?
こんな点数だったのに内申があがりました!

こんな声もよくか聞かれます。
公立中の中学生は練馬区西東京市清瀬市、埼玉県新座市の4カ所から通ってきていますが、中学校によって確かに内申のつけ方の事情がかなり違っています。これは事実です。
正直なことを言うと、●●中学は▲▲中学よりも内申が取りにくいということは明確にありますと断言できます。どの中学にいるかによってかなり違いがあるのがわかるので、中学生を見渡すと不公平感がものすごく感じられることがあります。
子供はこれから何度も何度も評価されます。
点数だけ、事実だけではない評価に社会人になってからも何度も遭遇します。
中学生の成績は教科ごとに先生が最終的に決めることですので、そもそも公平な評価をすることはとても難しい仕事とも言えます。
若い頃、何十年と小中学校、高校の先生方を相手にした仕事をしてきた経験ある立場からは、私は大多数の先生方は良心的な真剣な評価をしようと努力をされているのを知っていますので、自分が獲得した内申に対して、不平不満を言うような考え方は子供にして欲しくないと思います。
今、自分の置かれた状況で、内申をあげるにはどうしたらよいのかを考え、行動することに力を注いでほしいと思います。
公立中に通う中3生は内申点と学力検査の得点力によって来週、合否が出されます。今週の試験が終わった日、もしくは翌日、次の目標に向かって小さな行動を開始したかどうかのほうが大事な未来の内申だと思います。
3年後を見据えて、まだ行動を起こしていなければ、教室では行動を起こすためのあの手この手の手立てを3月は実行に移していきます。