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高校生の未来の目標

先週の土曜日の20時から都合のつく高校1年生と2年生を対象にして進路セミナーを実施しています。都合が悪かった場合は追加で実施している最中です。
このセミナーには高校合格と同時に教室を卒業した卒業生にも声をかけていて、今回も参加している卒業生がいます。
当日、アンケートに将来の職業や高校卒業時の進路希望について書いてもらっていますが、とてもびっくりさせられるような進路を書いているというのに結構出くわして、正直、心からすごいと思いました。
私がまったく知らない世界を目標にしている教室の卒業生の高2生とは帰り際に少しだけ話ができましたが、ただただ感心させされました。実は中学生の時から考え始めていてと聞いた時、あっ、だから今の高校を選んだのかというのもわかりました。当時、将来の目標を聞かされたとしても、???の連続だったと思います。
明確な目標や目的意識がある人は強いです。
逆に言うと、目標や目的意識がないのに勉強することができる子供はそんなにいません。この先のやりたいことがあるというのは、本当に強いです。高校受験の時は漠然としたままの状況だったのかもしれませんが、それから2年がたち、夢をふくらませていよいよ勝負の1年というスタートラインに立っているのがわかり、うれしい気持ちでいっぱいになりました。
保護者の皆さんは目の前の定期試験、テストなどに目を奪われてしまうのが普通ですが、しかし中長期的には、子供が自ら身につけていく知識は夢をかなえる勉強であってほしいと思います。目標に到達するためであれば、嫌いな教科もとことんやるという気持ちになりやすいものですので、勉強であれ、スポーツ、文化活動など何か目標を持っている子供であれば、やみくもに「勉強しなさい」と言うのではなく、好きな事への地固めにつながるひとつひとつが勉強だということだと理解し、子供に接していただければと思います。