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小4~高3のご家庭へのお話をしています。お問い合わせはkokonikosugiyama@jsea.jpへ

なぜ子供に勉強してほしいのでしょうか

最初に連絡事項です。
今週は3月の第4週です。教室は月4回単位で運営していますので、今週が3月の最後の週です。来週の火曜日から4月の第1週目という形で運営しますので、間違えないようにお願いします。

さて、子供に「なぜ勉強しないといけないのか」と聞かれた時、どんな答えを持たれているでしょうか。ぜひ考えてください。この答えに正解はありません。
保護者の皆さんが人生経験を通じて感じていることを元に答えを用意してほしいと思います。
突然、子供とこの話題について話さねばならない時がやってくることがあります。本当に突然です。勉強、学ぶということがなぜ大切なのかについて話さねばならない状況に出くわすはずです。もうそういう場面があったかもしれませんが、納得のいく話ができていない場合は、もう一度考え抜いて、語るきっかけが訪れるのをじっと待って欲しいと思います。
この答えはできるだけ今までの保護者の皆さんの人生の具体的なエピソードを入れたものにしてください。一般論では子供の心を動かすことはできません。受験で面接や集団討論、志望理由書の指導を教室で実施する場合は常に具体的なエピソードを入れることにこだわりますが、これも受験校の先生方の心を動かすためです。一般論では印象にも残りませんので、エピソードは大事です。
「なぜ勉強しないといけないのか」ということについて話さないといけないタイミングは突然やってきますが、知人の話やニュースなどをきっかけに危機感を持って、突然、子供に勉強を半ば強制的にさせようとするのはよくあります。急に違うことを言われれば言われるほど子供は人ごととして聞くだけです。
今週、通知表を持ち帰る日があるご家庭が多いと思いますが、この日が一番のチャンスです。勉強の大切さについて話すきっかけが普通にできる日です。この場合に大事にして欲しいのは、今までと比較して伸びたなというところを見つけてまずほめてほしいということです。決して他の子供と比較しないでください。1学期、2学期と比べてほめるところがあるはずです。ほめて、認めるところを常に出発点にしてください。