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春の重要性

1年の勝負は春にかかっています。特に中学生は最初の定期試験で得点力が発揮できるか否かで1年の方向性がある程度、見えてしまいます。
評定5をとるには定期試験で90点突破は必要ですし、評定4をとるには定期試験で80点は必要になります。評定の3は平均ではありませんし、受験ではかなり不利になりますので、何が何でも最初の定期試験は得点にこだわってほしいと思います。
教室では意識を変え、行動を変えることに注力します。
英語と数学は重視しないといけませんが、どの学年も1学期は例えば数学は計算問題が多い分野ですので、練習量で結果が左右されます。2学期は特に数学の難易度が急上昇しますので、評定4や5を狙う場合は1学期の結果がとても大事です。
先週、1年間のトータルの力を10とすると春に4の力、夏に3の力をそそぐべきだという話をしています。今後しつこいくらいにこの事をくり返し伝え、行動をおこすことに全力をつくします。
とは言うものの、話をしてもひびかない場合があります。強制的に自習にきてもらったり、目標作りをしたり、明日は何時から勉強するのかとか、あの手この手をしても病院で言うと対症療法でしかない場合もあるので、短期的には多少改善するかもしれませんが、しばらくするとまた元に戻ってしまうケースが多いのも事実です。対処療法は手段だからなのですが、合格するとか、得点をあげるとかの目的から目をそらしていて、行動だけを変えても効果は一時的ということがあります。
最終的には子供が自分のこととして学ぶことや目的に向き合うことができるかで決まりますが、この部分は保護者の皆さんの協力や支援が必要です。
特に
・体調も悪くないのに教室に行きたくない。勉強をしたくないと言われた時に、それを簡単に認めてしまう。
・ゲームやスマホをはじめ生活習慣が乱れているのに、それを放置している。
・生活全般で手助けを小さい頃からしすぎていて、自分では何もできないという状況にしてしまっている。
といったことが自宅で起きていると難しいと言わざるをえませんので、ぜひこういうことが発生していたら、今後はおさえていただきたいと思います。
春は新しい学年、新しい学校という変化があるため、1年の中でも一番チャンスの多い時期です。ぜひ強力をお願いします。