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その生活の仕方、おかしくありませんか?

生活習慣は学力の大事な土台です。年齢にふさわしい生活習慣を身につけているかいないかで、成績にも影響が出ています。
夜、遅くまで起きている
部屋がきたない
服装がだらしない
することがないと、ぼんやりとテレビばかり見ている
ゲームやスマホが生活の最優先になっている
自分の使った食器を自分で片付けない
・・・
このほかにもっと怖い現象が、保護者の方が身のまわりの世話を全部やってしまうという生活が続き、自分では何もできない子供になってしまっているということがあります。
こういう状況が続くといつまでたっても大人になれません。
これ以上にもっと怖いのは子供自身が自分が成長して大人になったという意識を持つことができなくなっているままの状況が中学を卒業しても続いていることです。言い換えると精神的に幼いまま年齢を重ねている状況です。
自分の負うべき義務と責任を自覚しないままが続くことになります。
こういう状態で社会に出てしまうことは避けなければいけませんし、本人にとってはとてもかわいそうなことです。
もうすぐ大人の年齢という時になっても、親が作ってくれなければ食事ができなかったり、親に起こされなければ起きられないのはおかしいと思ってください。成績がよくても不幸なことです。
生活習慣とは、その年齢にふさわしい生活、行動、考え方の集合体です。
生活の乱れは心や体に影響します。当然のように学力への影響がでてきます。人は生活基盤がすべての成長や活力のもとになります。
この子は賢いなと思わず感心してしまう子供に共通するのは整えられた健全な生活基盤の上で育っていることです。元々秘めたチカラがあるのに、絶対伸びるはずの子供が途中から伸びにくい状況になるのは正しい生活習慣が身についていないことがなんと多いことかと思います。


お話の結論です。生活習慣がおかしいのではないかと本人に気づく機会や生活習慣について考える機会を教室として用意し、来週から実行に移します。