静岡にある静岡聖光学院という高校のラグビー部をご存知でしょうか。
静岡県代表として令和3年12月から令和4年1月に実施された花園ラクビー場での全国大会にも出場しています。
ラグビー全国大会の常連校です。
ラグビー部の卒業生の過去の進学先も国公立だけで紹介すると、東大、北海道大、名古屋大、浜松医科大、高知大学医学部、名古屋市立大学医学部、筑波大学、横浜国立大学などなど、まさに文武両道を実現しています。
このラクビー部の運営上の大きな特長に時間があります。
活動時間は、火木土の週3日だけです。2月~10月は90分のみ、11月~1月は60分のみです。週3日、毎回の練習がこの短さで全国大会に進出するというのはすごいことです。
部活のせいで勉強に身が入らなくなったり、勉強のせいでが部活に身が入らなくなったり、どちらかがどちらかの言い訳になってはいけない。この方針で練習は徹底的に効率化するという方針でしているそうです。90分必死に効率化して練習しているので、密度が違います。必死にしているので、練習終わりと同時に皆、倒れ込んでしまいます。この短い練習時間で全国大会に出ようとしているので、自律的に行動する姿勢がよくできています。だから勉強への姿勢も違っています。
静岡聖光学院ラグビー部は全員、覚悟が違います。必死です。
勉強も必死にしています。
ラグビーも学業も効率的にやりとげる。
ラグビーで全国大会に出場し、学業でも難関国公立に合格するという覚悟の度合いはすごいものがあります。雰囲気作り、空気作りは見習うべきことがたくさんあります。
教室では静岡聖光学院ラグビー部だけでなく、あと4箇所で行われている仕組み、方法を取り入れ、ゴールデンウィーク明けから追加の取り組みをしていく予定です。私のゴールデンウィークの宿題はこれを始めるための準備を終えることです。