familab(ファミラボ)18時更新 日月お休み

小4~高3のご家庭へのお話をしています。お問い合わせはkokonikosugiyama@jsea.jpへ

とてつもない結果を出した受験生の共通点

今まで受験生には公私ともに大勢出会ってきました。
とてつもない結果を出した受験生にはある共通点があったというのを思い返してみるととても感じています。その共通点というのが「感謝の気持ちの有無」です。
普通に受験ができるというのはあたり前のことではありません。
保護者の方、学校の先生、多くの人の応援があるからこそ受験できているのです。これを素直にわかり、応援してもらい、期待してもらいながら受験ができているということがわかっている生徒は感謝の気持ちを持ち、心の素直さが、自然に学習に向かい、吸収する資質を持てています。
逆に感謝の気持ちがあるから、まわりから応援されて、ますます力がつく環境になっていくのでしょう。
感謝の気持ちはとても大切です。 例えば、学校の先生に感謝できれば、吸収力が違ってきますので、学ぶ力も高まります。 逆に学校の先生を批判する言葉を保護者が使っていると、子供は先生をばかにするようになり、学ぶ力も弱まります。

塾に通わせてもらっていることを当たり前だと考えているのではないかと思うようなことを言う子供がいますが、当たり前ではないということは教室としても認識させたいと思います。
特に親に対してけんか腰の言葉で接したり、口先だけの感謝のままの子供は残念ながら合格するはずの力があった志望校に不合格になるということを目にしてきています。
怖いのは、他人を批判する言葉に接する機会が増えると、他人のせいにしてしまう気質が育ってしまうことです。 感謝の気持ちを持てる毎日を送るようにぜひお願いします。
今、世界は争いの気持ちでいっぱいです。理解しがたい争いがウクライナで起きています。コロナ禍が続き、ロシアがウクライナへ侵攻し、日常生活に暗い空気がどうしても漂っています。塾に通わせてもらっているということは、少なくとも衣食住に不自由さをあまり感じることもなく当たり前に生活できること、自分のことを心から心配してくれる家族がいること。こういうことはとても幸せなのだという感謝の気持ちを持って欲しいと願っています。
感謝の気持ちを持っているなとわかる子供に共通しているのは、家族の間の信頼といたわり、支え合う気持ちです。ゴールデンウィークの間に持った家族での心地よい時間のひとときを思い返し、よい家庭作りをお願いします。これが最大の成績アップの秘訣です。