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小4~高3のご家庭へのお話をしています。

きちんとしなさい!

きちんとしなさい。
ちゃんとやったの?
子供との会話で勉強の話をしていると、こんな言葉が出てくることがないでしょうか。
きちんと勉強したよ。
ちゃんと勉強していたんだけど。
子供の中にはこう言ってくることもあると思います。
じゃあ何でこの点数なの!
ちゃんとやっていないからでしょう!
遊んでいないで勉強しなさい!
こんな光景が目に浮かびます。でも、このやり取りは疲れるだけです。よい結果も生まないことのほうが圧倒的に多くなります。
なぜかと言うと、「きちんと勉強」「ちゃんと勉強」というのは具体的ではないからです。特に相手が小学生の場合、まったく通じていません。本人はちゃんとやっていたけれど、点数が悪かったという嫌な気持ちしか残りません。具体的な行動を考えさせる話し方をしなければ、子供の行動にはつながりません。
ちゃんと
しっかり
きちんと
こんな言葉は曖昧ですし、漠然としすぎています。
テスト大嫌い。勉強大嫌い。こんな気持ちにするのは、あいまいな言葉、感情だけの言葉になっているからです。
何をどうするか、何ができるようになったらOKか、それはいつまでにやりとげるのか、具体的な行動につながる言葉を選んで話しかけてください。大人と子供の時間感覚は違いますので、必ず笑顔で進捗を確認し、笑顔で見直しを促してください。