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子供が何かに熱中する時

子供は時に保護者の皆さんが想像もしていなかった分野やコトに熱中することがあります。保護者の皆さんから見たら、何でそんなのに興味を持っているんだと思うこともたくさんあると思います。こういう時、勇気を持ってとことん集中させましょう。本当にくだらないと保護者の皆さんから見たら思ってしまうようなことでも集中させましょう。応援もしてあげましょう。すると、ひとつの分野やコトについてものすごく知識を吸収していきます。これは誰にも負けないぞというものになった時、それは自信に変わります。何でもいいのです。自信を持てば、子供は変わります。誰にも負けないという自信がついたから、子供は変わるのです。負けないぞという気持ちが持てるまで、じっと応援してあげましょう。こういう活動の過程で、判断力、思考力、集中力が密かに鍛えられます。ひとつのことに集中するから知識も増えていきます。勉強や成績に関係ないからという発想は捨ててください。他人から見たら、何だか変なものに興味を持っているんですねと言われても守ってあげてください。どんなにマニアックとか、奇想天外な分野でも、誰にも負けないぞというレベルまで取り組んで得た自信は新しいことに挑戦する時の勇気となって将来、大きな力となります。
次に観察、応援のステップです。
保護者の方が想像もしていなかった分野やコトに子供が熱中するという場合には、「熱中度」をよく観察してください。少しやっては、次、また次というように様々なことにチャレンジする傾向の子供も多いと思います。最初はこれでもかまいません。でも、ひとつのことに深くのめり込むということのほうが、広く浅くよりも得るものが多くなります。危険なことでなければ、熱中度を高め、とことん集中するように応援しましょう。とことんのめり込むから思考力も養われます。とことん考えさせ、夢中でやらせることのほうがよいのです。もっと追究したいという気持ちも育ちます。楽しいから深く深く追究するのです。途中でこれはどうだろう、いやこれはという判断をする機会もたくさん作ることができます。保護者から見たら、どんなにくだらないことでもよいのです。深く深く追究する体験、気のすむまでやる経験をできるだけ小さい頃にしておくように見守ってください。