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平均点は気にしない

何とか平均点は取らせたい。
こう思っている保護者の方は多いと思います。
中学校側でも定期試験の結果を返却するときに平均点を示したりする先生も多いので、採点結果が戻ってくると平均点は何点だったのと聞いたりします。
人並みにという発想が日本の文化の中にはあるように思います。だから平均点に目が向かうというのもあると思います。でも平均点はあまり気にする必要はありません。
特に、「平均点に届いていないじゃないか!」と叱るということを保護者の方はしてはいけません。親はどんな時であろうと子供の味方でなければいけません。叱る時も味方という大前提で、どう声をかけるかを考えてください。
親はどんな時であろうと子供を守る存在でなくてはいけないのです。どんなにつらい事があっても、家に帰りたいと心から思える家庭でなくてはいけません。
平均点を気にしすぎると、いつしか他人と比べる価値観が子供に根付いてしまいます。これが全て悪いとは言いませんが、自分の成長、昨日より今日の自分は伸びたという気持ちを大事にできる子供は黙っていても、ある時から伸びます。そういう子供を大勢見てきました。
平均点は気にしない。 比べるのは今と過去の子供にすべきです。