勉強ができると言われる子供にはいろいろな共通点があり、勉強が苦手な子供にも同じように共通点があります。
勉強ができる子供とできない子供の行動の差は最初はものすごく小さいものです。
そのひとつがわからないことに出会った時にどうするかです。
Aくんはわからない事柄にであった時に、何とかしてわかろうとします。参考書を読んだり、先生に聞いたり、友だちと一緒に考えたり、家族に聞いたり、方法はいろいろですがまずわからないことに立ち向かい、わかろうとします。
Bさんはわからない事柄にであった時に、まあいいやとか、そのうち勉強すればいいやと思って何もしません。テスト前になっても、何もしません。そもそもわからなかったことがなんだったか忘れてしまっています。
AくんとBさんの違いは最初はとても小さな差です。でもこの小さなわからない事柄をどうするかという行動が、後々になって決定的な差になります。この行動習慣は大人になっても体や行動に染みついています。
小さな事柄ですが、とても怖い差になっていきます。ご家庭でテストを確認した際には間違えた問題にどういう行動をとったかについて、笑顔で尋ねてください。