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小4~高3のご家庭へのお話をしています。

今年の半分が終わりました

今年の半分の6ヶ月が今日で終わります。
この6ヶ月で本を何冊読んだでしょうか。
ゼロではないことを祈るばかりです。
今だからこそ、読む力はとてつもなく重要です。とても重要ではなく、とてつもなく重要です。読むことで新たな考え方、視点を増やすことも大切にしてください。このためにも本に合わせて、新聞は大事です。
新聞というメディアとの接点はぜひ持って欲しいと願っています。インターネットでニュースは十分というのは間違っています。新聞はぜひ読んで欲しいと思いますが、ご家庭の考え方に明確なこだわりがあれば強制はしません。購読しない場合はわかりやすい、理由を用意してください。

新聞は絶対に購読すべきとは言いませんが、日曜日の午前、近くのコンビニに行き、一面の見出しをチラッと眺めて、これはという時だけ買う程度でかまいませんので、時々、家族で新聞を手にしながら、話題にしてください。ひと通りチェックしてから、新しい考え方、視点のある記事だけ家族と会話をするだけでもまったく違ってきます。

たとえば、今日、6月30日(木)の新聞の朝刊の一面はこんな形でした。

朝日『北欧2国 NATO加盟へ』

読売『NATO、露を敵国認定』

毎日『北欧2カ国 NATO加盟へ』

産経『米、東欧初の常設司令部』

東京『物価高 町工場苦境に』

日経『北朝鮮石炭、対中密輸疑い』

どれがよい一面かは重要ではありません。保護者の皆さんが面白いと思えるか、読んでみたいと思えるかが最も大切です。
新聞で吸収して欲しいのは、世の中の動き、注目すべき事柄に対するものの見方、考え方です。新聞の記事にも信用に値しないものが混じっているのは事実ですが、インターネットに比較すると圧倒的に信頼性が高くなるのも事実です。自分の興味のある情報以外も幅広く知ることができるというのは新聞のよさです。ニュース系のインターネットやテレビは利用の仕方にもよりますが片寄りがあります。
新聞のよさには一覧性もあります。関係ない記事も目に入るというところはとてもよい面です。
教室にはあちこちに新聞の切り抜きが掲示してあります。大事だよというものを掲示していますが、じっと読んでいる子供はいつも同じです。読めと言われて読むのは効果がないので、読めとは言いません。
今週、新たに貼り出した新聞記事は「ゲノム編集食品」です。
テレビやインターネットで無料の情報で済ませている場合は「ゲノム編集食品」は滅多に遭遇しないと思います。何人がこのテーマの新聞を読もうとするかは定かではありませんが、受験生には少なくとも「ゲノム編集食品」に興味を持って欲しいと思い、火曜日から貼り出しています。