これからの時代は今以上に自分で自分の進む道を決めなければいけなくなります。自分で学ぶ。自分で考える。自分で勇気を持って試してみる。これらの力がなければ、他人に左右される生き方になりやすい時代になっています。
子供は幼い頃、自分の気持ちのおもむくままに行動します。どんな子供も遊びに夢中になります。 とことん遊ばせるというのは、幼少期にはとても大切なことです。幼い頃は徹底的に遊ばせるべきです。遊びの中にはとてつもない力を伸ばすきっかけがあります。このとてつもない力を小学生、中学生でいかに勉強やスポーツに向けさせることができるかが実は大きな分岐点になっていると思います。楽はさせてはいけません。何かに挑戦させる。競争心も大切です。悔しいと思う気持ちも大切です。あたたかな心と目で子供を見つめながら、内発的なやる気が生まれるように見守り、後押しするのが保護者の大切な役割です。内発的なやる気。これに勝るものはありません。
何かを成し遂げようとする時、目標設定がとても大切になります。
高校受験、大学受験であれば第一志望を決めることです。
目標を決めるとモチベーションが生まれるけっかけができます。あくまでもきっかけです。この時、ものすごく高い目標をかかげる子供と、そこそこの目標にする子供がでてきます。本人の気持ちには関係なく、その目標を聞いただけで批判する保護者の方がいます。やる気を失わせることにつながります。やる気の出し方は十人十色です。目標はまず本人が決めること。その上で性格、現実、気持ちを見ながら丁寧な導きが必要です。
繰り返しますが、やる気を出す秘訣のひとつは目標設定です。
大きな目標に向かってまっしぐらな子供。無理のない小さな目標を地道にクリアしていく子供。自分にあったやる気の出し方は子供によって違いが出てきます。世の中にはやる気を出すためのテクニックや技が山ほどあります。やる気を出す時に大事なのは、自分にあった方法を使うことです。納得感がある方法かどうかが、大切です。押しつけが一番効果をなくします。
今週、中3生には目標を書き出してもらうということを進めています。定期的に書き出してもらっていますが、今回は本気の目標が書けていないと判断した場合は、あの手この手を打っていきます。