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小4~高3のご家庭へのお話をしています。

自分の時間と他人の時間

時間の使い方を見直すことはとても大切です。 見直す時に他人の時間も奪っていないかをよく見つめ直してほしいと思います。
例えばスマホ
友だちとのやり取りに時間を使っている人は大勢いると思いますが、相手の時間を奪っているという事実に目を向けないといけません。自分の時間の使い方や得意ではない人に限って、他人の時間を奪っているという傾向があります。受験の日に友だちと待ち合わせていて、その友だちがなかなか現れず、大変な思いをしたという中3生がいました。このことを聞いてから、受験生には待ち合わせをしないといけない予定ができたら、10分待って来ないう場合は先に行くということを事前にきっちりと約束するように指導しています。本当は受験の日はひとりで行くのが正しい作法ですので、これも伝えています。孤独な勝負ができる気持ちを持つことが大切です。入試の日の自分の気持ち作りはひとりで意図して作り出すのが本来の姿です。
他人の時間を奪うのは時間泥棒と言ってよいと思います。
自分の時間を大切にせず、結果的に他人の時間も大切にしないことになり、長い目で見ていると、大事な人が逃げていくということになりかねません。本当にもったいないことです。時間は過ぎ去っていきます。取り戻すことができません。
他人の時間も大切だということをご家庭でも、保護者の皆さんの過去のエピソードも交えながら、話題にしてください。
時間に対してもっともっと意識を高めましょう。