勉強という言葉を聞くだけで、思い浮かべるだけで嫌になってしまうという子供はかなりいます。勉強という言葉にマイナスイメージを持ってしまうと、勉強の2文字はやがて恐怖の言葉になります。
勉強すると言わずに、勝負してくると話をしているご家庭があります。
突拍子もない言葉ですが、素晴らしいと思いました。
勉強が嫌いな子供は、勉強の2文字だけで嫌になってしまうのです。だから勉強はしない。○△□してくるという別の言葉に置き換えて楽しもうとするのはすばらしいことです。
勉強が嫌いな子供は、無理矢理勉強させようとしても逆効果なのは普通です。これから60分やるぞと声をかけても逆効果です。がんばれというのも無責任です。勉強ができないのなら、絞り込んで集中することです。だからやることも、時間も絞るという方法は効き目があることがあります。
60分の勉強は無理。
だったら45分は大丈夫?
これも無理なら30分は大丈夫?
ん~、15分ならどうだ?
もちろん、勉強時間が短いので、到達目標は下げることになります。小さな目標を一つひとつクリアしていくのもひとつのやり方です。一定時間勉強することが慣れていったら時間を伸ばしていきましょう。
勉強が嫌いな子供は勉強ができないまま時間が過ぎていった日々を過ごした経験があります。勉強ができいというのは、明確な病気でない限り、生まれつき勉強ができないということはありません。
一番の原因は育った環境です。
どんな勉強の方法をすればよいのかを教えてもらえず、勉強にふさわしい環境もないまま、野放しになっていたということがものすごく多くなっています。学ぶ方法を知らされない、
学ぶにふさわしい環境が用意されない、
最後に野放しになっていた。
この3つがそろうと高い確率で勉強ができなくなり、勉強が嫌いになります。
教室は小学校4年生から通ってきていますが、この3つが最も大切なのは幼児期です。幼児期の経験は心に染みこみます。だから小学生以上になると正していくのはとても時間がかかります。
今日から環境を整えることに注力をしてください。環境を整えることに意識を向けてください。
意識を向けて欲しい環境は3つあります。
勉強の環境、生活の環境、そして善悪の判断の環境を整えることを意識していただきたいと思います。