小学生の子供の場合はさほど気になるような状況になることは少ないと思いますが、中学生以上になると全然会話がなりたたないとか、会話が激減したという相談を受けることがあります。
会話がないというのはさほど深刻ではないことが多いのですが、家族としては寂しい変化だと思います。
こういう時のひとつの親としての策としては、一方通行の言葉に徹するというのがあります。
「今日は暑いから、飲み物を持っていきなさい」
「ハンカチを持っていってね」
「自転車で走るときに気をつけてね」
「今日の天気予報だと・・・」
会話にはなっていませんが、子供のことを思って言葉をかけることは立派で大事なコミュニケーションです。
大事なのはコミュニケーションはまず親の側からのアプローチが大切だということです。そして、子供とのコミュニケーションは親が意識的に粘り強く取り組むべき「大事な仕事」です。明るく笑顔がプラスされていれば、子供からの反応はなくとも伝わっているものです。辛抱強く取り組みましょう。