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小4~高3のご家庭へのお話をしています。お問い合わせはkokonikosugiyama@jsea.jpへ

親の価値観

保護者の皆さんは塾という場所に子供を通わせています。
以前、ある保護者の方からここは普通の塾ではないと思ったから、通わせることにしたと言われたことがありました。ほめ言葉と解釈しましたが、私自身、普通の塾にはしたいとは思っていません。今までの世の中の塾とは異なる作法、価値観、仕組みを考え、子供と保護者の皆さんにとってよいと思ったものを取り入れながら、日々、取り組んでいます。
子供には普通という感覚、価値観を極力持ってほしくないと思っています。普通の生活、生き方が大事であり、大切であることは大前提として、その普通な日々の中に違う価値観を取り入れていって欲しいと思います。夏の間は受験生の自学自習の妨げになるので休止していましたが、価値観に刺激を与える話を9月からレッスン冒頭ですることを再開します。
価値観は生きていく上でとても大切です。
価値観を最も育む場所は家庭だと私は思います。2学期に保護者の皆さんを対象にしたセミナーをはじめて実施するのも、家庭の価値観を広げて欲しいと思ったことがひとつの理由です。
子供にとって最大の学習環境は家庭です。
子供にとって将来に大きな影響を与える価値観も家庭での影響がとても強いと言えます。言い換えると、家庭は意図的に最大の学ぶ場にすることができるということです。
皆さんは何のために教室に自分の子供を通わせているのでしょうか。
勉強ができる子供になって欲しいという気持ちが全ての保護者の皆さんが持っているからだと思います。勉強ができる子供になって欲しいという願いを持っているならば、まず、保護者の皆さんが勉強ができることはすばらしいことだという価値観を持つことが第一歩になります。将来、○○という仕事について欲しいと願うのであれば、○○という仕事はとても立派であり、大切だということを親が子供に教えるべきです。知らない世界の仕事であれば、ともにその仕事、分野について探究してほしいと思います。
ご家庭で、子供が持って欲しい価値観をぜひ考えてみて下さい。書き出して見て下さい。