familab(ファミラボ)

小4~高3のご家庭へのお話をしています。

苦労を考えさせる

どのご家庭にも本棚があると思います。
本のためだけの本棚はないとしても、本が集められている場所があると思います。小さなスペースでよいので、全員が集合してくつろぐことができる場所に本を置いて欲しいと思います。この本の中にぜひ伝記・偉人伝を数冊置いて欲しいと思います。
苦労、逆境、努力、努力、努力、成功・・・といった話は子供の心を動かし、強い心を育て、子供にとって最強の愛読書になる可能性を秘めています。
自分の将来を考える時の強い味方にもなります。
できれば子供の頃の様子がていねいに描かれているものがよいと思います。子供の頃、ものすごく夢中になったものがあったというケースがとてもよくあります。子供の頃に夢中になったことが大人の時の生き方に結びついたこともありますし、興味を持って取り組んだことでそこから学び、将来に活かされた人もいます。子供の頃に夢中になった経験はとてつもない威力を発揮するものです。ある意味、こういう経験は勉強よりも大事です。
偉人伝を家族の団らんの時間の中でも気軽に手に取ることができる場所に置いてみて下さい。置いておくだけでは意味がありませんので、保護者の皆さんがその偉人について興味がわくようなひと言をぜひお願いします。
子供によって興味関心がわく偉人はまったく違います。
・トロイを発掘したシュリーマン
・エンドウマメで遺伝のなぞを解明したメンデル
・ヨーロッパに東アジアの文化を伝えたマルコ・ポーロ
・日本で初めて公害を訴えた政治家田中正造
・人種差別のない世界を目指したキング牧師
・幕末に日本とアメリカのかけ橋になったジョン万次郎
・愛とやさしさを示したマザー=テレサナイチンゲール
・すごい発明、発見をしたエジソンやベル
狂犬病のワクチンを作ったパスツール
・アフリカでたくさんの人を救った医師シュバイツァー
・日本人女性ではじめて留学をし、女子教育に力をつくした津田梅子
・どれい解放をとなえたアメリカ大統領リンカーン
・天下統一をなしとげた豊臣秀吉
漫画家の手塚治虫、野球選手のイチロー、、、現在の子供の興味関心に合わせて選んでみてください。私は子供の頃、シュリーマンに興味を持って「夢を掘りあてた人」という本を何度も読み返したものです。今はもう絶版になってしまったのが残念ですが、夢を持つことが大切という考えが私にとって普通になったのはこの本がきっかけだと思います。
ぜひ伝記、偉人伝をご家族、子供が目に触れる場所に置いて下さい。