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小4~高3のご家庭へのお話をしています。

親がすべきこと「真っ先に心がけて欲しいこと」

保護者の皆さんに意識して心がけて欲しいことのひとつに子供を信頼するということがあります。
ご自身が信頼されているなと感じた経験を思い出して下さい。
自分は信頼されているという気持ちで満たされている時、大小はありますが、自分自身の行動に責任感が加わっているのではないかと思います。
子供を信頼するということは、信頼しているから何もかも本人任せにすることではありません。信頼しているからこそ、何かに立ち向かっている時、○○ちゃんなら大丈夫と笑顔で伝えるということが信頼の証です。そして、信頼しているからこそ、その信頼を結果につなげるために、アドバイスもするし、支援もすることが信頼です。アドバイスや支援は押しつけになっていた場合は、信頼しているとは言えませんので、この点は自分の行動を細かくチェックして下さい。ついうっかり押しつけたり、こうしなさいと言ってしまうのはよくあることですので、一緒に考える、子供のスピードや力量に合わせて考えるというのがよいと言えます。
「信頼する」というのは、とても難しい作法です。
人は子供も大人も信頼されれば、それに応えようとするものだというのが感覚的に理解できるかどうかは自問自答してください。感覚的に理解できないならば、今まで信頼するという経験が少なすぎるということです。信頼してもだまされることはよくあります。相手の行動を信頼するということを大事にしてください。
もちろんこれがあてはまらないという子供のケースもあります。この場合は今までの子供を取り巻く環境に問題があっただけなので、正しい環境作りを心がけていくのが回り道ですが、一番近い方法です。小さい頃の正しいしつけが信頼に値する子供につながっています。今から、少しずつより良くすることを考えてください。