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親子の信頼関係

教室には小学校4年生以上が通ってきています。個人差はかなりありますが、年齢的にちょうど自分の考えを意識し始める時期です。この時期以降、親子での信頼関係がとても大事になります。
保護者の皆さんとしては、子供から信頼される親としての行動が大事になります。難しいことではありません。
まず子供の話をていねいに聞くということが大事です。子供は自分の話をきちんと聞いてくれる人に対しては親しみを感じます。どんなに忙しくても、疲れていても子供の話を聞くということだけは実行してください。子供の話をていねいに聞くということが普段からできていると自分の子供についての大事な情報が増えていくと同時に子供自身のコミュニケーション能力の向上にもつながります。話し上手は成績向上や受験の大事な土台ですし、国語力にもつながります。
次に話を聞いたらまず共感するという姿勢を持つことが大事です。どんなに妙な話をされたとしても「そうだね」「そうなんだ」と共感の姿勢を示して下さい。子供の気持ちを想像しながら、真正面から受け止めてください。共感の意思を十分に示してから、親としての立場の話を始めましょう。特に相手に伝える、伝わるという観点での話し方の指摘は大事です。学力にもつながることです。
最後に大事なこととして子供との約束は必ず守るということを大事にしてください。親が子供の約束を平気で破ってしまうことが続くと、子供は信頼しなくなります。約束は守るのではなく、約束は果たすものだと教室でも話すことがありますが、まず保護者の皆さんがお手本として示して下さい。
以上の3つ「話はていねいに聞く」「話にまず共感する」「約束は守る」は親子の信頼関係を築くための保護者の大事な掟だと思って下さい。
信頼は子供の成績向上、志望校合格につながる大事な家庭の掟でもあります。