昨日、子供をほめる方法として3つのポイントを紹介しました。
ひとつ目は結果ではなく、努力をほめる。
ふたつ目は具体的にほめる。
みっつ目は表情や話し方に工夫してほめる。
最初の2つはわかりやすいと思います。過去のここでの話からも真意が伝わったことと思います。
実は、みっつ目の「表情や話し方に工夫してほめる」というのが3つの中で、最も意識してほしいことです。ほめる時に必ず3つのポイントを頭の片隅に置いて、使って欲しいのですが、ほめることを重視すると無理矢理ほめることばかりに気持ちが向いてしまい、心の底ではもっとがんばってねと思いつつ、ほめているということがとても多くおきます。
子供はとても敏感ですので、大抵、本心ではないと見破ります。
人の気持ちは言葉も大事ですが、言葉以上に表情や話し方のほうが伝わりやすいのです。子供のほうを見て、子供が自分のほうを見ているのを確認した上で、表情と話し方に工夫するということに自分の気持ちも向けながら、ほめてください。
夏の間、どんなことで子供をほめたか思い出してみてください。
思い出せないということがないことを祈っています。
ほめる回数は子供の成長のチャンスの回数だとも言えます。
ほめることで、子供は自分に自信を持つことにもつながります。
今日も、明日もほめてください。よろしくお願い致します。