がんばってねという言葉を使う場合があると思います。
しかし、一生懸命に取り組んでいる子供の場合は逆効果になります。
こんなにがんばっているのに、まだそんな風に言われるのかと思ってしまうことがとてもよく起きます。がんばってと言ってよい子供と言ってはいけない子供がいるということは、よく理解してほしいと思います。声がけをする時のがんばり度合いも考慮する必要があります。
一生懸命にがんばっている子供にはぜひ「がんばっているね」という言葉を使って下さい。がんばってではなく、がんばっているねです。
がんばっているねという声がけは子供の側にとってみると、自分を認めてくれているという気持ちになります。がんばっているということを後押ししてくれていると感じますので、もっとがんばれますし、自信につながります。
がんばっているねという声がけをする時に少し注意してほしいことは、無理をしすぎていないかということをよく観察することです。
とてもしんどい思いをしている時は休むことも必要です。心と体を休めることは次の必死の努力につながります。そして、子供が必死な時は保護者は笑顔を絶やさないようにしてください。特に受験生はこれからとことん必死になることが必要ですし、教室としても求めていきます。
たかが受験勉強です・・・と教室では暗に伝えます。受験生は受験の山を越えることで成長していきますが、大人になるにしたがって、大人になってからも様々な困難が立ちはだかってきます。自分ではどうしようもない高い壁が目の前に突然出現することもあります。その練習が受験勉強です。
たかが受験勉強に必死になることができなければ、大人になっても努力はできませんし、成長するチャンスの場面を活かしていないので、ものすごい努力を大人になってからしなければいけなくなります。中途半端なミライは目指さないでほしいと思って教室を運営していますので、何としても自分で高い壁を築き、それを乗り越える経験をさせたいと思います。
これが教室の思いのひとつです。