familab(ファミラボ)18時更新 日月お休み

小4~高3のご家庭へのお話をしています。

言葉

レッスンの冒頭で様々な話をしていますが、今週は言葉の持つ力、来週は単語ではなく文章で話すということをテーマにして話をします。
資料を持って帰ったら、ぜひ保護者の皆さんにも読んでいただきたいと思います。日頃の使う言葉は学力にとてつもなく影響します。
さて、ご家庭からは、家庭での声がけの悩みをよく聞かれます。
話をしても言うことを聞かない。
こんな時にはどう話したらよいのでしょう。
面談の時には、こんな相談が多いのですが、大事なのはどう言うか、何を言うかではありません。
子供の話をよく聞く。
子供の様子をよく観察する。
このふたつに力を注ぐべきです。子供の話をよく聞き、子供の様子を毎日よく観察するということに力を入れていると、何を言うべきかは見えてきます。見えてこないとしたら、子供のことを考えていないということだと思うのがよいと思います。
子育てには正解はありません。
失敗の連続です。
でも、保護者の皆さんが考えて、考えて、接していくことによって、何かしら子供には響くものができるようになります。考えるためには、子供の話を聞き、子供の様子をよく観察するということができているか、できていないかがとても大事になります。
そして、子供の話をよく聞き、子供の様子をよく観察する時のポイントがあります。それは、子供の話、様子の中にひそんでいる心の動き、事情をていねいに把握することです。なぜこんなことを言っているのか、なぜこんなことをしているのか、表情がいつもと違うなといった時にはその「理由」「事情」を見つけ出して下さい。そして「考える」。この流れの中で絶対に手抜きはしないで下さい。子供と真剣に向き合うためには、毎日、気を抜いてはいけないと思って下さい。子育ては毎日が真剣勝負です。